本日放送の羽鳥慎一 モーニングショーで『住宅ローン危機』が話題になっていました
都心在住の30代男性は独身で、5年前に4000万円で1LDKの中古マンションを30年ローンで購入
都心の駅から徒歩2分の好立地に惹かれ、購入を決めたそうです
ローン返済は月額11万円、ボーナス月はこれに25万円が加わる
現在男性は建築資材を輸入する商社に勤務しているが、コロナ禍で資材の輸入が滞り国内需要が激減したことで、年2回のボーナスが支給されなくなり、ローン返済のボーナス払いが払えなくなり、去年6月ごろから返済が滞るようになったそうです
そして今年7月、ついに銀行から「催告書」が届き任意売却を決意した
ただし、仮にマンションが売れたとしても、ローンは500万円残ることになった
テレビ朝日コメンテーターの玉川徹氏は「無理してローンを組むのはリスキーな時代になった。今は金利が異常に低く、超低金利でローンを組むが、景気が上がってくれば金利は増える。しかし給与が増えなければ支払えなくなる。景気が悪化すれば収入が減り、景気がよくなれば金利が上がるわけで、考えて購入するべき」と指摘していました
リマくんは出勤前に番組を見ていて強い違和感を感じました
5年前に4000万円の住宅ローンを組んでますが、低金利の恩恵で現在元金は3400万円に減っているはず
売却しても500万円の残債が残るということは2900万円でしか売れないということです
駅徒歩2分の好立地の中古マンションを5年前に4000万円で購入して、5年後に2900万円でしか売却できない
通常なら5年前より新築マンションも中古マンションも値上がりしているので最悪購入額と同じ金額位では売却できるはずなのに・・・
ここからは想像ですが
恐らくこの30代男性は5年前に相場3000万円の中古マンションを無知に付け込まれて4000万円で購入している
そして売主は不動産業者だろうと思います
もしこの30代男性が5年前に相場の3000万円で購入していれば、残債は2500万円位になっているので、仲介手数料を支払っても300万円ぐらいの現金が手元に残ったはずです
無知また勉強不足だった為にこれから500万円をコツコツ返済していかなければならない
あまりにも残念な結果です
不動産投資だけでなく住宅購入の際も、勉強せず無知なまま勢いだけで購入するのは大変危険だと考えさせられる話題でした
本日も最後までご覧頂きありがとうございました
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