個人金融資産、2000兆円突破 2021年12月末、消費抑制や株高で

家計の金融資産話題
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日銀が3月17日発表した資金循環統計によると、2021年12月末時点の個人(家計部門)の金融資産残高は前年同月末比4.5%増の2023兆円となり、2000兆円の大台を初めて突破した。新型コロナウイルスの影響による消費抑制などで現金・預金が積み上がったほか、株価上昇で株式や投資信託の残高が増加し、過去最高となった。(時事通信)

個人の金融資産が2000兆円を突破し過去最大の残高になったと日銀から発表がありましたが、違和感を感じた方も多かったのではないでしょうか?

なぜ個人の金融資産が過去最大になったのに、日々の暮らしが厳しい人が多いのはどうしてか?

金融資産の構成に大きな問題があるように感じます

 

現金・預金で1092兆円と54%を占めています

株式等・投資信託は約300兆円と15%しかありません

結局個人の金融資産の多くが現金・預金・保険となっており、お金が眠っているということです

このような状況では世の中にお金が回らず景気が良くなるはずがありません

バブル崩壊後過去30年間に渡りデフレが続いてきたことが原因と考えられます

しかし今年はデフレからインフレにトレンドが大きく変化することになるでしょう

眠っている現金・預金1092兆円が投資により2%で運用されたとすると約20兆円

相当なインパクトがあります

日本経済復活のカギは個人の金融資産の行方にかかっていると思います!

 

 

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