空室対策でペット飼育可にするメリット・デメリットとは

収益物件投資
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新型コロナウイルス禍が長引く中、生活に癒やしを求めてペットを飼う人が増えています

一般社団法人「ペットフード協会」によると、昨年新たに飼われた犬と猫は、どちらも推計で前年より6万匹以上増加しました

全国展開する大手ペットショップでも昨春の緊急事態宣言中の購入が倍増するなど、ブームが続いています

当然ですが賃貸物件に住む人でもペットを飼いたい人は増えていますが、まだまだペット飼育可の物件は少ないのが現状です

ペット飼育可にするメリット・デメリットを説明させていただきます

ペット飼育可のメリット

・入居希望者の増加

賃貸物件でペット飼育可の物件はまだまだ少ないのが現状ですので、周辺競合物件との差別化が図れ入居率のアップを見込めます

立地が悪い、築年数が古くなってきた等、競争力が無くなってきた物件は特にペット飼育可のメリットは大きいです

・家賃収入の増加

ペット飼育可にすることで家賃も相場より高めに設定することができます

また初期費用も通常よりも高めに設定することもできます

・入居期間が長くなる

ペット飼育している入居者は入居期間が長くなる傾向があります

入居者の入れ替わりが少なくなることで仲介手数料等の負担も少なくなりアパート経営が安定します

ペット飼育可のデメリット

・原状回復費用の増加

ペット飼育可にするか迷う一番大きな問題は室内が痛まないかだと思います

確かに猫は爪を研ぐためにクロスを破ることもありますが、クロスの補修費は大した金額は掛かりません

また賃貸借契約書にペットによる床・クロス・設備の破損は入居者負担としっかり明記して入居希望者に募集店から説明すればトラブルになることはほとんど無いです

・入居者トラブル(近隣トラブル)

新たにペット飼育可にする場合は既存入居者の意見を尊重することは大事です

一人でもアレルギー等の問題でペット飼育可することに反対の入居者がいた場合は延期することも必要です

反対の入居者が退去したタイミングでペット飼育可にすれば既存入居者とのトラブルは防ぐことができます

また入居者トラブルや近隣トラブルを防ぐ為にも、バルコニーにペットを出すことは禁止・共用部はペットを抱っこする・犬猫1匹まで等のルールをしっかりと定める必要もあります

 

ちなみにリマくんはアパート・マンションを5棟、戸建9邸、80戸所有していますが、学生向きアパートを除くお部屋のほとんどを犬・猫飼育可にしています

現在までペットによるトラブルは発生していませんので、新たに購入するアパート・マンションもペット飼育可にしていこうと思います

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