自宅と収益物件どちらを先に購入するべきか問題が以前より議論されていますが参考になるお話が聞けましたのでシェアさせていただきます
最近知り合いの不動産投資家さんが購入したい自宅がみつかり住宅ローンの審査を受けました
不動産投資家さんの属性
- 誰でも知っている大手上場企業勤務
- 勤続30年
- 過去3年の年収1000万円前後
- 株と預金で約2000万円の自己資金
- 約1億円の収益物件を所有
- 残債は約5000万円
大手上場企業に長年勤め、年収も高く属性は全く問題がありませんのでどこの金融機関からでも余裕で融資が受けれそうに思えます
知り合いの不動産投資家さんもそのように考えていました
ところが、実際は金利が安いネット銀行に融資打診したところ、融資不可との返答が
金融機関は融資不可の理由は教えてくれませんが、恐らく不動産投資をしており残債の5000万円がネックになっていると思われます (ノ´Д`)
他のネット銀行、都市銀行、地元の銀行に融資打診するも、融資不可
不動産投資は順調に推移しており、なんの問題も無いと考えていた不動産投資家さん
不動産投資家にとっての住宅ローンのハードルの高さに驚いたそうです
しかし家族の強い希望もありここであきらめる訳にはいかないと、不動産投資に理解ある信用金庫を不動産業者に紹介してもらい、無事審査が通りました (^_^)
会社員は勤続年数・返済比率さえクリアーできれば誰でも簡単に融資の承認が取れますが、会社員が副業で不動産投資をおこなっていると、会社員としてではなく事業主として審査されるということなんだと思います
将来不動産投資をおこないたい会社員が先に住宅ローンを組んで自宅を購入した方がいいかと言うとそんな単純な話ではありません
融資が緩い時期であればそんなに問題にはならないかもしれませんが、現在のような融資が厳しい時期に住宅ローンを抱える会社員が不動産投資をスタートすることは至難の業です
自宅と収益物件どちらを先に購入するべきか問題の結論としては、やはり収益物件を先に購入した方が有利に展開できると今回改めて思いました
家族と楽しい思い出が作れる持家も収益物件もどちらも大事‼
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