最近コロナ渦で経済的に困窮する人が増えていることからベーシックインカム導入の是非が話題になることが増えてきました
ベーシックインカムとは、簡単に言うと「政府がすべての国民が最低限の生活を送れるように、年齢・性別等に関係なく、一律・無条件で現金を給付するしくみ」です
ベーシックインカムで重要なのが、「すべての国民」に対する「無条件」の支給ということです
ぱっとみると全国民が平等に給付を受け困窮する人も救われる夢のような制度にみえます
しかしベーシックインカムが導入されると「生活保護」「失業保険」「医療補助」「養育費・子育て支援」「年金」等の社会保障制度は廃止され、国民生活の最低限度の収入(ベーシックインカム)が給付されます
小泉純一郎内閣で経済財政政策担当大臣・金融担当大臣に就任して、非正規雇用者を増やし日本に格差をもたらした竹中平蔵氏も、ベーシックインカムを提唱しています
『国民に月7万円を配って生活保護や年金給付をなくし、所得が一定以上の人には後で返してもらう』
「年金給付」をなくすということですが、年金給付を受けていない世代のこれまで支払ってきた国民年金・厚生年金保険料は当然一括して精算してくれるんですよね
まさかチャラにしようとしてないですよね💢
とくにサラリーマンは会社負担も合わせると相当な金額を強制的に徴収されています
年齢や給与額により違いますが、何百万円・何千万円を徴収されています
今まで支払ってきた年金をチャラにされたら、定年退職後一人7万円で生活できるわけなく、2019年に大問題となった『老後2000万問題』より多額の貯金が必要となります
現在の厚生年金保険の平均年金月額14万3761円からベーシックインカムが導入されたら7万円になりますので酷い話です
取り崩す貯金が無くなった人は死ぬまで労働しなくてはならなくなり、夢も希望も無い国になります
『働いたら負け』の世の中になるとやがて貧困層だけの国になります
辛いことも我慢し頑張っているサラリーマン、国を支えるサラリーマンが報われる社会であって欲しいと強く思います
本日も最後までご覧頂きありがとうございました
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