虚偽の投資話で金をだまし取ったとして、農園経営会社「西山ファーム」元幹部ら男5人が詐欺容疑で逮捕されました
また海外にいるとされる西山ファーム元副社長の男についても同じ容疑で逮捕状が出ました
詐欺の手口ですが、岡山県の名産品である桃の輸出ビジネスで利益が得られると出資者を募りました
「指定した通販サイトで果物などをクレジット払いで購入すれば、転売した上で、購入代金に最大3%を上乗せして返金する」
「500万円の保証金を預ければ、月3%の配当がつく」(年36%の配当)
「日本の果物は海外では1・5倍の値段で売れる」
「買い物をすればするほどもうかる」
西山ファームは投資名目で20代・30代を中心に少なくとも130億円を集めたとみられています
当初2年間は配当を実際に支払うことにより出資者を信用させ、新規出資者を増やす
手元の現金が最高になった時点で支払いをストップするという典型的な『ポンジ・スキーム』でした
ポンジ・スキームとは、「出資してもらった資金を運用し、その利益を出資者に(配当金などとして)還元する」などと謳っておきながら、実際には資金運用を行わず、後から参加する出資者から新たに集めたお金を、以前からの出資者に“配当金”などと偽って渡すことで、あたかも資金運用によって利益が生まれ、その利益を出資者に配当しているかのように装うもののこと
西山ファームは岡山では有名な会社ということもあり、出資者は信用してしまい投資したのでしょう
今回逮捕された男5人は今回のような巨額詐欺でも数年の刑期を終えれば出所することになり、また同じことを繰り返す可能性もあります
結局詐欺は世の中から無くなることは無いので、自分の身は自分で守るしかないということです
美味しい投資話が来た場合は「どうして金融機関から融資を受けないんだろう?」と立ち止まって考えれば、怪しいと分かると思います
一攫千金の怪しげな美味しい話より、長期間かければ大きく儲かる不動産投資を着実に進めていきましょう!
コメント