はじめに
『40代にしておきたい17のこと』を7回に分けて徹底解説していきます
本記事は4回目となります
4回目は「健康と時間を資産だと考える」「お金とどうつきあうかを決める」について解説します
健康と時間を資産だと考える
人生でもっとも大切なもの
ふだんは、あって当たり前、もっていて当たり前のものが、失われて初めて、その価値を知ることがあります
お金、パートナー、仕事もそうですが、特に時間と健康は、その最たるものといっていいでしょう
人生において、特に40代以降では、時間と健康が私たちの何よりの資産になります
どんなにお金があっても、健康でなければ意味がありません
逆に健康であれば、お金やその他の資産は、いくらでも、後で作ることができる可能性があります
健康と時間という資産
生活に追われてしまうと、「お金さえあればなんとかなる」と考えがちです
お金は私たちの生活を営んでいくうえで、とても役に立つものです
しかしそれが人生でもっとも大切なものでもありません
見過ごしな資産は「健康」と「時間」です
それを持っているかどうかで、あなたの人生は全く違うものになります
時間も健康も目に見えないものなので油断しがちですが、人生でもっとも大切なものだと思います
その時間と健康というものの大切さを、40代ではしっかりみておきましょう
健康と時間を負債にしてはいけない
健康と時間という資産をできるだけなくさないようにすることは、人生後半の大きなテーマです
20代の時にはあまり考えなくてもいいことですが、40代以降は切実です
なぜなら、健康や時間がなくなったら、人生は殺伐としてしまうからです
時間が無いという人は、睡眠時間を削って、仕事や家事をしているかもしれません
無理をすれば、健康に問題が出てくるのは当然のことです
そういう人は健康と時間を資産ではなく、負債にしてしまっています
時間の使い方のバランスをしっかり取るようにしましょう
お金とどうつき合うかを決める
お金とのつき合い方は3種類しかない
1.お金の奴隷になる
40代になってもお金をうまく扱えていない人は、「お金の奴隷」になってしまっていることに気付いていません
「収入が少ない」「欲しいものが買えない」「将来が不安」という不満を抱えたまま、生きていかざるを得ません
お金の為に仕事にしがみつき、パートナーや家族にもストレスを感じていることでしょう
お金が無いこと自体は、不幸ではありません
でもお金が無いことで、夢をあきらめているとしたら、それは大きな問題です
2.お金の主人になる
お金を稼ぎ、ひたすら増やすことに人生を注いできた人は、お金の主人になっています
そういう人はお金を稼ぎ、資産を築くことが得意です
でも、そのために「自分は偉い」と勘違いしがちです
お金さえあれば、何でもできると考えていますが、いくらお金があっても、尊敬や人間的触れ合い、愛情を買うことはできません
3.お金の友人になる
40代以降で実現したいのは「お金の友人」になることです
お金を稼ぐことも、使うことも、楽しんで出来ている人は、お金と友人になれます
お金を、自分のやりたいことを応援してくれる親友のようにおもっていて、自然とお金との健康的な付き合いができています
お金と健康的につき合うのに、大金は必要ありません
お金で出来ること、できないことを理解し、自分が欲しいものの優先順位を決めておく感性が必要になります
収入と支出、資産と負債について学ぶ
お金と健康的なつきあいが出来るようになるには、お金の本質-収入と支出、そして資産と負債について学んでおくことが大切です
「収入と支出」でいうと、収入の範囲で生活できるかどうか、また収入を必要に応じて上げることができるかどうかです
それが、お金に振り回されない生き方につながっていきます
「資産と負債」についても知っておきましょう
「資産」とは、あなたにお金をもたらすもの、「負債」はあなたからお金を奪うものということを理解する必要があります
40代で上手に資産をつくって、負債を減らすことができたら、老後はよりストレスがなくなり、自分の楽しいことにフォーカスできるようになります
お金に支配されない生き方
多くの人がお金に支配されて、嫌なことをやっている時代で、お金に支配されずに自由に生きるにはどうしたらいいのでしょうか
お金に振り回されないために3つの生き方があります
1.十分な資産をもち、収入をもつこと
この生き方を選択するには、お金のこと、ビジネスのこと、人間のことを学ぶ必要があります
自分の経済的資産と人間的資産を見極めて、それをうまく運用していくことです
2.お金と感情的気に上手に付き合い、質素に暮らす
持ち物、車や家、旅行などに目を奪われるのではなく、身の丈に合った生活を心掛けるということです
ワクワクしたりドキドキしたりということがない代わりに、心の平安を得ることができます
3.資本主義から離脱して、自給自足の生活をめざす
現金をほとんど使わずに生活していくことです
都会では味わえなかった新鮮な食べ物が手に入り、人間的触れ合いを感じられる
これも一つの新しい生き方ではないでしょうか
3つのどれにも一長一短があるように思いますが、その人の人生観や生き方によって選択すればいいと思います
お金の流れを大きくするには?
年収300万円の人と、3000万円の人との違いは、そのセルフイメージに関係があります
自分にふさわしいのはこれだというものの総合がセルフイメージです
セルフイメージが、「年収3000万円」の人は、たとえ失敗して、いったんはそれを手放すことになっても、またしばらくすると、その報酬にもどります
一方、自分には300万円がふさわしいと思っている人の収入は、何を失敗したというわけでもないのに、報酬はアップしていきません
お金は私たちの生活にとても役立つツールです
稼ぐ力を大きくして、上手につかうこと。 それが40代の課題です
稼ぐ力を大きくするには、セルフイメージを上げて、お金の流れを大きくすることです
自分を過小評価しないでください
複数の収入をもつ
40代で意識したいのは、複数の収入減をもつということです
あなたが会社員でも主婦でも、自営業者でも、たいていは収入源は一つだと思います
豊かな人は、たいてい複数の収入源をもっています
事業収入、家賃収入、投資からの配当などです
もしサイドビジネスや不動産などの収入が本業と同じだけあれば、まったく気分が違うかもしれません
いまはそれをやりやすい時代でもあります
これからの時代は大企業に勤めていても、倒産したりリストラされたりということがあり得ます
いまの給料があがっていく保証もありません
収入源を複数持つことで、精神的にも経済的にも余裕ができ、お金に振り回されない人生を送ることができるようになります
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